明石高専建築学科進路相談
2015年7月6日
周平です。
私の母校である明石高専から依頼があって、4年生の進路相談に行ってきました(上の写真)。私は神戸大学に編入学して、同大学院に進学、設計事務所に入社し、地場の工務店である竹田工務店に帰ってきたというまれな経歴があるので、進学の事、大学院の事、設計という仕事の事、工務店の事など、様々なアドバイスができるという事でお声が掛かったようです。今回で2回目になります。学生としゃべっていると高専は本当に良い学校だと改めて感じます。中学校を卒業してから5年間同じクラスで専門課程を学び、1年生は5年生という大先輩をみて成長し、大学進学の為と言う世間に出てから使わない学問をあまりせず、即戦力を要請する。若干20歳で卒業論文卒業設計を行い一通りの専門課程を修了する。そして自由な校風。私はこの学校を卒業して本当に良かったと思います。しかしながら、建築の世界は広く、様々な分野があります。今や大学進学の道を選ぶ方が多いようですが、自分の進むべき道を迷っている方がほとんどです。それも仕方がありません。4年生とはいえまだ18〜19歳の若者です。実際私もこの年で進路の事はあまり考えていませんでした。そういった状態の中で、実際に社会で活躍している先輩達の話を聞く事は彼らが将来を考える上でとても貴重な経験になると思います。私の時はこのような機会がなかったので羨ましく思います。この後、出席していた卒業生で懇親会をしました。懐かしい先生も来られました。初めてお会いする人もいます。素晴らしいご縁と機会を頂く事ができました。
話は変わって、昨日は3週間ぶりにお休みを頂く事ができました。最近娘と遊ぶ事ができなかったのでこの日は家族サービスです。石ヶ谷公園に行ってきました。(下の写真)なんでもおっきな滑り台がある遊具があるらしく、かなり面白いらしいです。娘もおおはしゃぎです。久しぶりに休日を過ごす事ができました。
私の母校である明石高専から依頼があって、4年生の進路相談に行ってきました(上の写真)。私は神戸大学に編入学して、同大学院に進学、設計事務所に入社し、地場の工務店である竹田工務店に帰ってきたというまれな経歴があるので、進学の事、大学院の事、設計という仕事の事、工務店の事など、様々なアドバイスができるという事でお声が掛かったようです。今回で2回目になります。学生としゃべっていると高専は本当に良い学校だと改めて感じます。中学校を卒業してから5年間同じクラスで専門課程を学び、1年生は5年生という大先輩をみて成長し、大学進学の為と言う世間に出てから使わない学問をあまりせず、即戦力を要請する。若干20歳で卒業論文卒業設計を行い一通りの専門課程を修了する。そして自由な校風。私はこの学校を卒業して本当に良かったと思います。しかしながら、建築の世界は広く、様々な分野があります。今や大学進学の道を選ぶ方が多いようですが、自分の進むべき道を迷っている方がほとんどです。それも仕方がありません。4年生とはいえまだ18〜19歳の若者です。実際私もこの年で進路の事はあまり考えていませんでした。そういった状態の中で、実際に社会で活躍している先輩達の話を聞く事は彼らが将来を考える上でとても貴重な経験になると思います。私の時はこのような機会がなかったので羨ましく思います。この後、出席していた卒業生で懇親会をしました。懐かしい先生も来られました。初めてお会いする人もいます。素晴らしいご縁と機会を頂く事ができました。
話は変わって、昨日は3週間ぶりにお休みを頂く事ができました。最近娘と遊ぶ事ができなかったのでこの日は家族サービスです。石ヶ谷公園に行ってきました。(下の写真)なんでもおっきな滑り台がある遊具があるらしく、かなり面白いらしいです。娘もおおはしゃぎです。久しぶりに休日を過ごす事ができました。
息子と魚釣り
2015年6月29日
LaQ(ラキュー)
2015年6月22日
元信です。
ちょっと前に、うちの子供がすごくはまっている物がありました。
LaQ(ラキュー)と言って^^基本の7種類の形のパーツを組み合わせて、平面遊びから、立体、球体の物を作っていけるという知育玩具です。
保育園でやり始めたことが、きっかけで、家でも欲しいということで、次男が小学1年生になるお祝いに購入。
作ってる時にすごく集中し、想像力も養われ、小さなパーツたちをちゃんと管理するという意識も出るので、なかなか良かったです。
一時はまってましたが、最近はお外遊びとゲームで、LaQはお休み中のようですが(^^;)
てくてく動くロボット(写真左上) ☆ バイク(写真右上) ☆ 仮面ライダー凱武?(写真下段)
ちょっと前に、うちの子供がすごくはまっている物がありました。
LaQ(ラキュー)と言って^^基本の7種類の形のパーツを組み合わせて、平面遊びから、立体、球体の物を作っていけるという知育玩具です。
保育園でやり始めたことが、きっかけで、家でも欲しいということで、次男が小学1年生になるお祝いに購入。
作ってる時にすごく集中し、想像力も養われ、小さなパーツたちをちゃんと管理するという意識も出るので、なかなか良かったです。
一時はまってましたが、最近はお外遊びとゲームで、LaQはお休み中のようですが(^^;)
てくてく動くロボット(写真左上) ☆ バイク(写真右上) ☆ 仮面ライダー凱武?(写真下段)
T邸ウッドデッキ取替工事(神戸市垂水区)
2015年6月15日
周平です。
アルミ既製品屋根の竪樋の水が設置しているウッドデッキに流れるので、なんとかして欲しいとT様から相談がありました。拝見させて頂いたところ確かにそのようになっていたのですが、それよりもウッドデッキの多くの部分が腐っている事が気になりました。こちらのウッドデッキは日常的に洗濯物を干す場となっており、アルミ既製品屋根の柱もこのウッドデッキに取り付けられ、危険な状態となっていました(左上写真)。竪樋の雨の処理を改善する事はもちろんですが、ウッドデッキの取替えをした方が良いと提案させて頂きました。T様はウッドデッキがこのような状態になっている事に気付いていなかったご様子でした。改めてお客様が気付かないところを住まいの専門家としてご提案しなければならないと感じました。これは我々の責務だと思っています。それを実行するため、携わらせて頂いた家を定期的に訪問し、見させて頂く必要があると改めて感じました。T様はメンテナンスが少なく、塗装の塗替えをしなくても良いウッドデッキを希望されていました。セランガン・バツゥという木を提案させて頂きました。セランガン・バツゥは公共のウッドデッキでも採用され、耐久性に非常に優れ、塗装なしでも長年ほとんど腐らないという優れた材木です。セランガン・バツゥは非常に硬く、重く、通常の材木に比べ施工がひと手間かかります。ビスもキリで穴をあけないと硬くてちぎれてしまいます。中上、右上の写真はその工事の様子です。下の写真は完成後の写真です。美しく仕上がりました。ノーメンテのウッドデッキというと、各住宅メーカーが出している、人口木デッキのウッドデッキがあります。しかし、こちらは工業製品のため、無機質で風合いがなく、私はあまり好きではありません。木のウッドデッキは基本的に防腐塗料の塗替え等、手入れが必要となります。しかしながら、木を組んでしまうと裏側や、ウッドデッキの下の材木まで防腐塗料を塗る事はできません。ウッドデッキの依頼があった場合、私はほぼ手入れが不要でほぼ腐らない木を提案します。少し値段はかかりますが、日頃のメンテナンスの手間や、いずれ腐って取替えなくてはいけないという事を考えると、長い目でみると断然こちらの方が安くなります。しかもほぼ腐らないので安心して利用する事ができます。残念ながら国産の木でデッキ材としてここまで耐久性に優れているものは現在のところ見つかっていません。前回のブログで国産の材木を勧めていましたが、不向きなところまで、無理に国産を使う必要はないと考えています。適材適所という言葉があります。その部位にとって最も適した材料を選ぶべきだと思います。
アルミ既製品屋根の竪樋の水が設置しているウッドデッキに流れるので、なんとかして欲しいとT様から相談がありました。拝見させて頂いたところ確かにそのようになっていたのですが、それよりもウッドデッキの多くの部分が腐っている事が気になりました。こちらのウッドデッキは日常的に洗濯物を干す場となっており、アルミ既製品屋根の柱もこのウッドデッキに取り付けられ、危険な状態となっていました(左上写真)。竪樋の雨の処理を改善する事はもちろんですが、ウッドデッキの取替えをした方が良いと提案させて頂きました。T様はウッドデッキがこのような状態になっている事に気付いていなかったご様子でした。改めてお客様が気付かないところを住まいの専門家としてご提案しなければならないと感じました。これは我々の責務だと思っています。それを実行するため、携わらせて頂いた家を定期的に訪問し、見させて頂く必要があると改めて感じました。T様はメンテナンスが少なく、塗装の塗替えをしなくても良いウッドデッキを希望されていました。セランガン・バツゥという木を提案させて頂きました。セランガン・バツゥは公共のウッドデッキでも採用され、耐久性に非常に優れ、塗装なしでも長年ほとんど腐らないという優れた材木です。セランガン・バツゥは非常に硬く、重く、通常の材木に比べ施工がひと手間かかります。ビスもキリで穴をあけないと硬くてちぎれてしまいます。中上、右上の写真はその工事の様子です。下の写真は完成後の写真です。美しく仕上がりました。ノーメンテのウッドデッキというと、各住宅メーカーが出している、人口木デッキのウッドデッキがあります。しかし、こちらは工業製品のため、無機質で風合いがなく、私はあまり好きではありません。木のウッドデッキは基本的に防腐塗料の塗替え等、手入れが必要となります。しかしながら、木を組んでしまうと裏側や、ウッドデッキの下の材木まで防腐塗料を塗る事はできません。ウッドデッキの依頼があった場合、私はほぼ手入れが不要でほぼ腐らない木を提案します。少し値段はかかりますが、日頃のメンテナンスの手間や、いずれ腐って取替えなくてはいけないという事を考えると、長い目でみると断然こちらの方が安くなります。しかもほぼ腐らないので安心して利用する事ができます。残念ながら国産の木でデッキ材としてここまで耐久性に優れているものは現在のところ見つかっていません。前回のブログで国産の材木を勧めていましたが、不向きなところまで、無理に国産を使う必要はないと考えています。適材適所という言葉があります。その部位にとって最も適した材料を選ぶべきだと思います。
第6回 『木の家に住むことを勉強する』
2015年6月8日
5月終わりに「兵庫木の住まい見学会」で宍粟杉を見に行ってきました。
伐採から加工までの工程で山→加工場と見学してきました。
宍粟の杉山にはいると、とても澄んだ空気に包まれとても気持ちくなりました。
材齢40〜50年の木の伐採現場をみましたが、作業は重機などで素早くしていましたが、全然間に合っていなくて、木の手入れができていないのが現状だそうです。
杉はたくさん生えているのに人で不足でできていなかったそうです。
ただ近年、自然環境、経済的にも考えて自然の山を活性化することがよいと国も考え直して積極的に力を入れてきたそうです。
@ 木は二酸化炭素から酸素に変えてくれる。
A 木の下の腐葉土で植物が育ち、雨水を濾過してきれいな水になって川から海に流れる。
B 木は住まい、家具、物などになり、燃料にもなる。
C 木は人間を豊かな気持ちにさせてくれる。
など説明してくれました。
すなわち木を手入れしなければ、育ちも悪く環境もよくならない。木を伐採することは、空気を通しやすくして木を育て植物を育てる。
そうしなければ環境は良くならない。それならば、木をたくさん使い活性化することで、環境にも経済的にもよくなる。
なるほど、確かにその通りだな。日本は沢山木があるから使わなければ損だと思いました。
宍粟の山もう一度見学したいです。
伐採から加工までの工程で山→加工場と見学してきました。
宍粟の杉山にはいると、とても澄んだ空気に包まれとても気持ちくなりました。
材齢40〜50年の木の伐採現場をみましたが、作業は重機などで素早くしていましたが、全然間に合っていなくて、木の手入れができていないのが現状だそうです。
杉はたくさん生えているのに人で不足でできていなかったそうです。
ただ近年、自然環境、経済的にも考えて自然の山を活性化することがよいと国も考え直して積極的に力を入れてきたそうです。
@ 木は二酸化炭素から酸素に変えてくれる。
A 木の下の腐葉土で植物が育ち、雨水を濾過してきれいな水になって川から海に流れる。
B 木は住まい、家具、物などになり、燃料にもなる。
C 木は人間を豊かな気持ちにさせてくれる。
など説明してくれました。
すなわち木を手入れしなければ、育ちも悪く環境もよくならない。木を伐採することは、空気を通しやすくして木を育て植物を育てる。
そうしなければ環境は良くならない。それならば、木をたくさん使い活性化することで、環境にも経済的にもよくなる。
なるほど、確かにその通りだな。日本は沢山木があるから使わなければ損だと思いました。
宍粟の山もう一度見学したいです。
すごい!へんしんバイク
2015年6月1日
元信です。
娘の4歳の誕生日に、前から気になっていたへんしんバイクで、自転車デビューしました。
この自転車は、今はやりのペダルなし自転車で、バランス感覚を養ってから、付属のチェーンとペダルを取り付けることで、すんなりと補助輪なし自転車に移行できるという優れものらしく・・・すごく気になってました。
二人の兄ちゃんは、補助輪付自転車を乗り回し、補助輪外すのもそれなりに親が練習に付き合いましたので(^^;)
へんしんバイク!!!いかほどかと。
自転車買ってもらえたと喜んで、ペダルなしを毎日のように乗り始め。2歳から対象なので、足もべったりつくし、親もあまり心配することなく乗らせられました。ただ、坂道でのブレーキの使い方は練習が必要でした。。。
一ヶ月ほどして、ペダルをつけて!!とうるさいので、付けて芝生の公園で練習しにいきました。こけて痛くないようにと芝生の公園に行ったのですが、芝で不安定でバランスが取りにくそう。。。芝生で練習をしばらくして、平らな舗装してあるところに行ってみると、すんなり乗れるように〜〜〜。
最初から舗装してあることろの方が、すんなり行ったような気が・・・
あっという間に、スイスイ♪
自転車のサイズも小さいので、こいでもこいでも進み具合は知れているし、重心が低い位置にあり安定感があるので、親もかなり安心してみていられます。
ペダル付けて一ヶ月くらいして、兄ちゃんの18インチの自転車も、普通に乗ってました
へんしんバイク。親も子供も、大満足なお買いものでした^^/おすすめです。
娘の4歳の誕生日に、前から気になっていたへんしんバイクで、自転車デビューしました。
この自転車は、今はやりのペダルなし自転車で、バランス感覚を養ってから、付属のチェーンとペダルを取り付けることで、すんなりと補助輪なし自転車に移行できるという優れものらしく・・・すごく気になってました。
二人の兄ちゃんは、補助輪付自転車を乗り回し、補助輪外すのもそれなりに親が練習に付き合いましたので(^^;)
へんしんバイク!!!いかほどかと。
自転車買ってもらえたと喜んで、ペダルなしを毎日のように乗り始め。2歳から対象なので、足もべったりつくし、親もあまり心配することなく乗らせられました。ただ、坂道でのブレーキの使い方は練習が必要でした。。。
一ヶ月ほどして、ペダルをつけて!!とうるさいので、付けて芝生の公園で練習しにいきました。こけて痛くないようにと芝生の公園に行ったのですが、芝で不安定でバランスが取りにくそう。。。芝生で練習をしばらくして、平らな舗装してあるところに行ってみると、すんなり乗れるように〜〜〜。
最初から舗装してあることろの方が、すんなり行ったような気が・・・
あっという間に、スイスイ♪
自転車のサイズも小さいので、こいでもこいでも進み具合は知れているし、重心が低い位置にあり安定感があるので、親もかなり安心してみていられます。
ペダル付けて一ヶ月くらいして、兄ちゃんの18インチの自転車も、普通に乗ってました
へんしんバイク。親も子供も、大満足なお買いものでした^^/おすすめです。
地域の材木を推進しよう(国土・風土・環境への配慮)
2015年5月25日
周平です。
今日は地域の材木を使う大切さについて書かせて頂きます。
なぜ地域の材木を使わなければならないか?
それは
日本の木を使う事によって日本の国土・風土・環境を守る事に少なからず貢献しているからです
長くなりますので以下に要約します。
@日本国土の6割以上が森林、そのうち人工林が4割。
A日本の木は余っている。余っているから手入れされない。
B日本の木を使う事により水害が減り、健全な生態系が構築され、CO2が削減される
C日本の木を使えば環境貢献、外国の木を使えば環境破壊?
D温暖多湿な国「日本」では日本の木を使う事で長寿命で健全な家となる。
→日本の木をどんどん使おう!!
同じ使うなら地元の木が良い!
上で何故?と思う方は長くなりますが以下をお読みください。
@日本国土の6割以上が森林、そのうち人工林が4割。
まず、日本の国土の62%が森林となっています。そのうち41%が人の手によって植えられた人工林となっています(平成24年林野庁による)。この結果でわかるとおり日本は世界的に見てもまれな森林大国、かつ、世界的に見ても希少な植林大国と言う事ができます。戦後復興の住宅需要により、国の政策として建材用の木が大量に植林されました。成長が早くまっすぐ伸び、加工がしやすい杉が主に植えられました。次いで桧です。
A日本の木は余っている。余っているから手入れされない。
しかし、新建材(工業製品)の普及や輸入材が徐々にシェアを占めるようになり、戦後ほぼ100%(1955年で94.5%)だった国産材木の自給率は今や30%に満たない状態となっています。ざっくり申し上げますと日本の木造の大多数の家が外国の材木によって建てられ、ビニルなどの樹脂や接着剤で固められた木目調の化学製品・工業製品の新建材の内装となっている実状となっています。(これをある方は皮肉でビニルハウスと言っていました。実に息苦しそうな家です。F☆☆☆☆(フォースター)とは言いながらも少なからず化学物質が放出されているのに、気密性が高まっているので、実際息苦しいと思います。実に美味いネーミングです。シックハウス症候群の問題が出ているのはこのためです。)成長の早い杉でも建材として使われるのに40〜50年あるいは70年かかります。つまり、戦後住宅難で大量に植えられた杉はようやく伐採の時期を迎えたのに、ほとんど需要が無くなっているという現状になってしまっています。そのため、林業に従事されている方々がどんどん減ってきており、たいていの人工林が手入れがされていない放置林となっていいます。つまり、日本の木は余っています。
B日本の木を使う事により水害が減り、健全な生態系が構築され、CO2が削減される
この放置林が日本に悪い影響を与えています。良材をつくるためには森林の間伐が重要となります。適度に枝を払い、木を間引く事によって地面に日光が当たり、草や低木が育ちます。地面の草木は根をはり、地面を強固にし、山水の流れの緩衝材となります。日光があたらなければ地面の草木は育ちません。よって、大雨の際、急激に山から水が流れ、水害や土砂崩れが発生します。また、間伐によって切られた枝木は地面に落ち、雨が降る事により、たくさんの養分やミネラルを含んだ地下水となります。その水は川に流れ、海に流れ、たくさんの生態系や水産資源、海産物に寄与します。「昔はその辺の浜にアサリやハマグリがゴロゴロいた。たくさんの魚が釣れた。だけど今じゃほとんどいねえ。」そういう風に感じたり聞いたりしている方は多くいらっしゃると思います。それは日本の木の需要が少なくなり、山林の手入れがされないため、養分の多い水が川や海に流れず、生物が育ちにくくなっていると考えれば腑に落ちます。国産の建材の場合、ほとんどが人工的に植林された木ですから、木をたくさん使っても自然破壊とはなりません。それどころか、間伐して手入れされた山林は木が元気になり、たくさんのCO2(二酸化炭素)を吸収してくれます。そして、日本の木を使う事により、木が伐採され、また新しい木を植えます。そしてその元気で若い木がどんどんCO2を吸収します。こうして日本の建材は計画的に使われ、植えられてきましたので、今はやりのサステイナビリティー(持続可能)な社会が昔から存在していました。それが崩れてきたのは最近だけの話です。これは林業だけに留まらず、食やその他の分野でも同じことが多くあると思います。雇用、自給自足(自立)、環境貢献、安心安全、風土に合う適材、いろいろな意味で国産を見直さなければならないと思います。余談ですが、エコはエコノミー、エコロジーの略ですが、これはつまり値引きや消費しない結果となります。サステイナビリティーは計画的に積極的に消費しつつも、持続していくという事になります。不景気な社会としてはこちらの方が良いでしょう。環境の考え方でも一歩も二歩も前に出ます。エコは悪い側面もありますがサステイナビリティーは素晴らしい概念だと思っています。他にはバリアフリーに代わって、身体障害者も高齢者も子供も健全者も使いやすいユニバーサルデザインの方が好きです。バリアフリーはどちらかと言うとハンデキャップを持っている方の目線です。逆を言えば圧倒的に多い健全者が使いにくくなる事もあります。)
C日本の木を使えば環境貢献、外国の木を使えば環境破壊?
日本の木の利用を促進する事により、水害を軽減し、豊かな生態系が構築され、CO2が軽減される事は先に書かせて頂きました。日本の木は捨てるところがございません。まず、間伐で払われた枝木は山の養分となります。伐採で払われた枝はバイオマス発電に使われます(赤穂にあるらしい)。製材に使えない部位は割り箸や紙に生まれ変わります。そして燃やせば灰となり自然に還ります。そして、使われた分だけ計画的に植林されます。一方、外国の木は、ほとんどが自然木です(一部人工林もあります)。よって、使えば使うほど森林が無くなり、生態系が崩れ、CO2の減少が少なくなります。また、生態系やサステイナビリティー(持続可能)を考えず、無計画に乱伐されているものもたくさんあります。外国の木を使えば環境破壊は言い過ぎかもしれませんが、国産材を使えば良い事が多いという事はお分かりになったと思います。ちなみにツーバーフォー工法の住宅はスプルース、パインなど、ほぼ輸入材で建てられています。
D温暖多湿な国「日本」では日本の木を使う事で長寿命で健全な家となる。
日本は湿気の多い国です。四季があります。寒い日もあれば暑い日もあります。そういった風土に適した材木はやはりそこで採れた材木でしょう。木材は湿度の高い時は湿気を吸収し、湿度が低い時は湿気を放出します。断熱効果も優れています。精神的なリラックス効果も与えてくれます。それがシックイ、ケイソウド、ジュラクなど土を壁や天井に使えばその効果は一段と発揮されます。コンクリートの家に比べ、木の家の方がインフルエンザの発症が少ないという報告もあります。日本古来からの構法である柱などの構造を見せる真壁と言われる工法は木が腐りにくく、健全な状態を保ち、不具合があっても見えるため、容易に補修できます。法隆寺などの日本の木造建築は1,000年を超えても存在しているものもあります。ちなみにコンクリートの寿命は50年程度です。
先日、「地球の会」という木造工務店の全国的な会合に参加してきましたが、そこで日本住宅の素晴らしい概念を聞いてきました。
「日本の家は人と人をつなぐためにある」
日本の家はかつて家族と家族が関わりやすい一家団欒がしやすい間取りとなっていました。そして必要なときは障子や襖で仕切る開けたいときは開けるという変幻自在な間取りとなっていました。戦後、欧米のnLDKという間取りが輸入されました。nとは個室の数の事です。つまり個人のプライバシーを重視したそれぞれの個室がある間取りです。家族の関係が希薄になりつつある社会になっていると思いますが、こうした輸入された個室とLDKで構成された間取りが少なからず影響を与えていると思います。家族の関係を重視した住まいづくりが必要だと実感しました。
「日本は和の国、つまり足し算の文化」
和とは「調和」「仲直り」「仲良くする」「なごやか」という意味があります。実に日本人の特性をうまくとらえた言葉がこの「和」だという事が良くわかります。その他、引き算の「差」に対して足し算の「和」という意味もあります。
つまり、他の文化を否定せず新しいものを取り入れ、自分たちのスタイルに合わせて和やかに発展し、自分達の文化にする。それが和風であるという事。
確かに考えてみるとお正月には神社で初詣し、結婚式やクリスマスなど、キリスト教文化も受け入れ、お盆やお葬式は仏教で行う。ラーメンも中華料理のようだが、醤油、豚骨、味噌など中国にない日本ならではの料理に発展させる。なるほどそういった文化である事は腑に落ちます。日本の昔ながらの形が和風という事ではない。現在は現在ならではの新しいカタチの和風があるはずだ。そういった文化であるという事を念頭において住まいを設計しなければならないと改めて気づかされました。
というわけで百聞は一見にしかず、
兵庫の山林、製材所を見にいくツアーに参加しました。
左上の写真は木を伐採している様子です。倒れる方向を考えてチェーンソーで切込を入れ、くさびを打ち込みます。
中上の写真は重機を使って、伐採した木の枝を払い、決められた長さに切断している様子です。長さはコンピューターに登録しておけば自動で切断するそうな。
右上の写真は上で加工した丸太を運搬車に積み込んでいる様子です。こういったように昔は全て人力で行っていた大変な仕事が、ほぼ体力を使わない機械によって作業が行われます。労働環境がかなり改善された事もあり、若い方の林業従事者が増えているようです。
左下の写真は製材所に運ばれた丸太です。選別、皮むき、カット等、ほとんど機械がします。
中下の写真は人工乾燥前の材木の山です。
右下の写真は人工乾燥のためのボイラーの写真です。ここで使われない木の切れっぱなしや木の粉はここで燃料として使われます。
現場に行かなければわからない事があります。気付かない事があります。これからもいろいろな地に訪れ、見聞を広め、更に良い住まいをめざします。
長い文章をここまで読んで下さってありがとうございます。
兵庫県は県産材木の利用を推進しており、多くの優遇があります。少し紹介します。
「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度」
新築及びリフォームローンの利率がとても好条件でお勧めです。
http://www1.odn.ne.jp/hyogomokuren/yuushi/index.html
今年初めての制度として
「兵庫木づかい王国ポイント」
新築では15万円分、増築やリフォームでは3万円分の兵庫の特産品がもらえるポイント
http://kidukaioukoku.net/
今日は地域の材木を使う大切さについて書かせて頂きます。
なぜ地域の材木を使わなければならないか?
それは
日本の木を使う事によって日本の国土・風土・環境を守る事に少なからず貢献しているからです
長くなりますので以下に要約します。
@日本国土の6割以上が森林、そのうち人工林が4割。
A日本の木は余っている。余っているから手入れされない。
B日本の木を使う事により水害が減り、健全な生態系が構築され、CO2が削減される
C日本の木を使えば環境貢献、外国の木を使えば環境破壊?
D温暖多湿な国「日本」では日本の木を使う事で長寿命で健全な家となる。
→日本の木をどんどん使おう!!
同じ使うなら地元の木が良い!
上で何故?と思う方は長くなりますが以下をお読みください。
@日本国土の6割以上が森林、そのうち人工林が4割。
まず、日本の国土の62%が森林となっています。そのうち41%が人の手によって植えられた人工林となっています(平成24年林野庁による)。この結果でわかるとおり日本は世界的に見てもまれな森林大国、かつ、世界的に見ても希少な植林大国と言う事ができます。戦後復興の住宅需要により、国の政策として建材用の木が大量に植林されました。成長が早くまっすぐ伸び、加工がしやすい杉が主に植えられました。次いで桧です。
A日本の木は余っている。余っているから手入れされない。
しかし、新建材(工業製品)の普及や輸入材が徐々にシェアを占めるようになり、戦後ほぼ100%(1955年で94.5%)だった国産材木の自給率は今や30%に満たない状態となっています。ざっくり申し上げますと日本の木造の大多数の家が外国の材木によって建てられ、ビニルなどの樹脂や接着剤で固められた木目調の化学製品・工業製品の新建材の内装となっている実状となっています。(これをある方は皮肉でビニルハウスと言っていました。実に息苦しそうな家です。F☆☆☆☆(フォースター)とは言いながらも少なからず化学物質が放出されているのに、気密性が高まっているので、実際息苦しいと思います。実に美味いネーミングです。シックハウス症候群の問題が出ているのはこのためです。)成長の早い杉でも建材として使われるのに40〜50年あるいは70年かかります。つまり、戦後住宅難で大量に植えられた杉はようやく伐採の時期を迎えたのに、ほとんど需要が無くなっているという現状になってしまっています。そのため、林業に従事されている方々がどんどん減ってきており、たいていの人工林が手入れがされていない放置林となっていいます。つまり、日本の木は余っています。
B日本の木を使う事により水害が減り、健全な生態系が構築され、CO2が削減される
この放置林が日本に悪い影響を与えています。良材をつくるためには森林の間伐が重要となります。適度に枝を払い、木を間引く事によって地面に日光が当たり、草や低木が育ちます。地面の草木は根をはり、地面を強固にし、山水の流れの緩衝材となります。日光があたらなければ地面の草木は育ちません。よって、大雨の際、急激に山から水が流れ、水害や土砂崩れが発生します。また、間伐によって切られた枝木は地面に落ち、雨が降る事により、たくさんの養分やミネラルを含んだ地下水となります。その水は川に流れ、海に流れ、たくさんの生態系や水産資源、海産物に寄与します。「昔はその辺の浜にアサリやハマグリがゴロゴロいた。たくさんの魚が釣れた。だけど今じゃほとんどいねえ。」そういう風に感じたり聞いたりしている方は多くいらっしゃると思います。それは日本の木の需要が少なくなり、山林の手入れがされないため、養分の多い水が川や海に流れず、生物が育ちにくくなっていると考えれば腑に落ちます。国産の建材の場合、ほとんどが人工的に植林された木ですから、木をたくさん使っても自然破壊とはなりません。それどころか、間伐して手入れされた山林は木が元気になり、たくさんのCO2(二酸化炭素)を吸収してくれます。そして、日本の木を使う事により、木が伐採され、また新しい木を植えます。そしてその元気で若い木がどんどんCO2を吸収します。こうして日本の建材は計画的に使われ、植えられてきましたので、今はやりのサステイナビリティー(持続可能)な社会が昔から存在していました。それが崩れてきたのは最近だけの話です。これは林業だけに留まらず、食やその他の分野でも同じことが多くあると思います。雇用、自給自足(自立)、環境貢献、安心安全、風土に合う適材、いろいろな意味で国産を見直さなければならないと思います。余談ですが、エコはエコノミー、エコロジーの略ですが、これはつまり値引きや消費しない結果となります。サステイナビリティーは計画的に積極的に消費しつつも、持続していくという事になります。不景気な社会としてはこちらの方が良いでしょう。環境の考え方でも一歩も二歩も前に出ます。エコは悪い側面もありますがサステイナビリティーは素晴らしい概念だと思っています。他にはバリアフリーに代わって、身体障害者も高齢者も子供も健全者も使いやすいユニバーサルデザインの方が好きです。バリアフリーはどちらかと言うとハンデキャップを持っている方の目線です。逆を言えば圧倒的に多い健全者が使いにくくなる事もあります。)
C日本の木を使えば環境貢献、外国の木を使えば環境破壊?
日本の木の利用を促進する事により、水害を軽減し、豊かな生態系が構築され、CO2が軽減される事は先に書かせて頂きました。日本の木は捨てるところがございません。まず、間伐で払われた枝木は山の養分となります。伐採で払われた枝はバイオマス発電に使われます(赤穂にあるらしい)。製材に使えない部位は割り箸や紙に生まれ変わります。そして燃やせば灰となり自然に還ります。そして、使われた分だけ計画的に植林されます。一方、外国の木は、ほとんどが自然木です(一部人工林もあります)。よって、使えば使うほど森林が無くなり、生態系が崩れ、CO2の減少が少なくなります。また、生態系やサステイナビリティー(持続可能)を考えず、無計画に乱伐されているものもたくさんあります。外国の木を使えば環境破壊は言い過ぎかもしれませんが、国産材を使えば良い事が多いという事はお分かりになったと思います。ちなみにツーバーフォー工法の住宅はスプルース、パインなど、ほぼ輸入材で建てられています。
D温暖多湿な国「日本」では日本の木を使う事で長寿命で健全な家となる。
日本は湿気の多い国です。四季があります。寒い日もあれば暑い日もあります。そういった風土に適した材木はやはりそこで採れた材木でしょう。木材は湿度の高い時は湿気を吸収し、湿度が低い時は湿気を放出します。断熱効果も優れています。精神的なリラックス効果も与えてくれます。それがシックイ、ケイソウド、ジュラクなど土を壁や天井に使えばその効果は一段と発揮されます。コンクリートの家に比べ、木の家の方がインフルエンザの発症が少ないという報告もあります。日本古来からの構法である柱などの構造を見せる真壁と言われる工法は木が腐りにくく、健全な状態を保ち、不具合があっても見えるため、容易に補修できます。法隆寺などの日本の木造建築は1,000年を超えても存在しているものもあります。ちなみにコンクリートの寿命は50年程度です。
先日、「地球の会」という木造工務店の全国的な会合に参加してきましたが、そこで日本住宅の素晴らしい概念を聞いてきました。
「日本の家は人と人をつなぐためにある」
日本の家はかつて家族と家族が関わりやすい一家団欒がしやすい間取りとなっていました。そして必要なときは障子や襖で仕切る開けたいときは開けるという変幻自在な間取りとなっていました。戦後、欧米のnLDKという間取りが輸入されました。nとは個室の数の事です。つまり個人のプライバシーを重視したそれぞれの個室がある間取りです。家族の関係が希薄になりつつある社会になっていると思いますが、こうした輸入された個室とLDKで構成された間取りが少なからず影響を与えていると思います。家族の関係を重視した住まいづくりが必要だと実感しました。
「日本は和の国、つまり足し算の文化」
和とは「調和」「仲直り」「仲良くする」「なごやか」という意味があります。実に日本人の特性をうまくとらえた言葉がこの「和」だという事が良くわかります。その他、引き算の「差」に対して足し算の「和」という意味もあります。
つまり、他の文化を否定せず新しいものを取り入れ、自分たちのスタイルに合わせて和やかに発展し、自分達の文化にする。それが和風であるという事。
確かに考えてみるとお正月には神社で初詣し、結婚式やクリスマスなど、キリスト教文化も受け入れ、お盆やお葬式は仏教で行う。ラーメンも中華料理のようだが、醤油、豚骨、味噌など中国にない日本ならではの料理に発展させる。なるほどそういった文化である事は腑に落ちます。日本の昔ながらの形が和風という事ではない。現在は現在ならではの新しいカタチの和風があるはずだ。そういった文化であるという事を念頭において住まいを設計しなければならないと改めて気づかされました。
というわけで百聞は一見にしかず、
兵庫の山林、製材所を見にいくツアーに参加しました。
左上の写真は木を伐採している様子です。倒れる方向を考えてチェーンソーで切込を入れ、くさびを打ち込みます。
中上の写真は重機を使って、伐採した木の枝を払い、決められた長さに切断している様子です。長さはコンピューターに登録しておけば自動で切断するそうな。
右上の写真は上で加工した丸太を運搬車に積み込んでいる様子です。こういったように昔は全て人力で行っていた大変な仕事が、ほぼ体力を使わない機械によって作業が行われます。労働環境がかなり改善された事もあり、若い方の林業従事者が増えているようです。
左下の写真は製材所に運ばれた丸太です。選別、皮むき、カット等、ほとんど機械がします。
中下の写真は人工乾燥前の材木の山です。
右下の写真は人工乾燥のためのボイラーの写真です。ここで使われない木の切れっぱなしや木の粉はここで燃料として使われます。
現場に行かなければわからない事があります。気付かない事があります。これからもいろいろな地に訪れ、見聞を広め、更に良い住まいをめざします。
長い文章をここまで読んで下さってありがとうございます。
兵庫県は県産材木の利用を推進しており、多くの優遇があります。少し紹介します。
「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度」
新築及びリフォームローンの利率がとても好条件でお勧めです。
http://www1.odn.ne.jp/hyogomokuren/yuushi/index.html
今年初めての制度として
「兵庫木づかい王国ポイント」
新築では15万円分、増築やリフォームでは3万円分の兵庫の特産品がもらえるポイント
http://kidukaioukoku.net/
第5回 『木の家に住むことを勉強する』
2015年5月18日
ある雑誌でロシアシラカバを内装に使った住宅があり、「シラカバの木」は北海道の並木
で見たことがあるだけで、建築的に使えるのかなと思って調べてみた。
<シラカバについて>
原産地:中国、朝鮮、シベリアに分布。国内では主に本州中部と東北より北の比較的寒い
地域で見まれます。
乾燥の際狂いは比較的小さく、強度は並。曲げに対しては強い耐性がありますが、耐朽性、保存性は共にあまりよくありません。
シラカバは一般的に木材として使用さえるケースがあまりありませんが、内装材として使用することはあります。
ロシアシラカバ耐水合板は、インテリア、エクステリアの理想的な材料です。
優れた耐摩耗性、高耐衝撃性、耐水性は,暖かい、明るい外観と調和し、取扱いが簡単です。
これらの特性は建設、家具、自動車、音響、造船の産業で高く評価されています。
内装材として使えそうなので今後使ってみたいです。
で見たことがあるだけで、建築的に使えるのかなと思って調べてみた。
<シラカバについて>
原産地:中国、朝鮮、シベリアに分布。国内では主に本州中部と東北より北の比較的寒い
地域で見まれます。
乾燥の際狂いは比較的小さく、強度は並。曲げに対しては強い耐性がありますが、耐朽性、保存性は共にあまりよくありません。
シラカバは一般的に木材として使用さえるケースがあまりありませんが、内装材として使用することはあります。
ロシアシラカバ耐水合板は、インテリア、エクステリアの理想的な材料です。
優れた耐摩耗性、高耐衝撃性、耐水性は,暖かい、明るい外観と調和し、取扱いが簡単です。
これらの特性は建設、家具、自動車、音響、造船の産業で高く評価されています。
内装材として使えそうなので今後使ってみたいです。
ゴールデンウィーク
2015年5月11日
元信です。
GWは、主人の実家岡山に行ってきました。田んぼと山に囲まれ、鳥の鳴き声がよく聞こえるのんびりしたことろです。
子供総勢6人の中で一番小さな1歳2ヶ月の男の子の初節句だったので、お祝いをしました。1歳の誕生日にする、一升のお餅を背負って歩き、並べられた物の中から何を手にするか〜!本、カメラ(パパがカメラ大好きなので)、かなづち、お金、ハーモニカ、筆、電卓を並べーーーーどうだ!周りは皆楽しみにしてたのですが、ちーっとも興味がないようで、最終的に、置いてあるものをよけて回って、従弟のお兄ちゃんのところに抱き着きにいくという。。。人が好きなんだ^^それもいいこと♪(写真左上)
そして、おじいちゃんは、木工作が大好きで、五月人形を作ってくれました。組立と片付けに頭を使うけど、手作りの愛情たっぷりだし、とーってもコンパクトでお気に入りです♪(写真中上、右上)
広場にシロツメクサが咲いていたので、久しぶりに作ってみました。冠☆娘大喜び^^/(写真左下)
帰りにお土産を見に寄って、珍しくて美味しそうなものを発見!!お店の人が、「美味しいですよ♪作ってるのも、美味しい和菓子屋さんだし。」と。そういう言葉に弱い・・・
イチゴの葉っぱって食べれるんですね〜〜〜。お店の紹介では、新鮮な葉っぱを粉砕してロールの生地に練り込んでます。いちごの葉には抗酸化作用や美白効果が沢山ありますので、女子には嬉しい限りです♪とのこと^^緑のスポンジで見栄えもよく、イチゴクリームが甘酸っぱくて美味しかったです!(写真中下、右下)
岡山県美作の 中村屋さん(http://mimanaka.on.omisenomikata.jp/)お土産に買っていった、『きび餅ろーる』も好評でした^^/
よかったらぜひどうぞ♪
GWは、主人の実家岡山に行ってきました。田んぼと山に囲まれ、鳥の鳴き声がよく聞こえるのんびりしたことろです。
子供総勢6人の中で一番小さな1歳2ヶ月の男の子の初節句だったので、お祝いをしました。1歳の誕生日にする、一升のお餅を背負って歩き、並べられた物の中から何を手にするか〜!本、カメラ(パパがカメラ大好きなので)、かなづち、お金、ハーモニカ、筆、電卓を並べーーーーどうだ!周りは皆楽しみにしてたのですが、ちーっとも興味がないようで、最終的に、置いてあるものをよけて回って、従弟のお兄ちゃんのところに抱き着きにいくという。。。人が好きなんだ^^それもいいこと♪(写真左上)
そして、おじいちゃんは、木工作が大好きで、五月人形を作ってくれました。組立と片付けに頭を使うけど、手作りの愛情たっぷりだし、とーってもコンパクトでお気に入りです♪(写真中上、右上)
広場にシロツメクサが咲いていたので、久しぶりに作ってみました。冠☆娘大喜び^^/(写真左下)
帰りにお土産を見に寄って、珍しくて美味しそうなものを発見!!お店の人が、「美味しいですよ♪作ってるのも、美味しい和菓子屋さんだし。」と。そういう言葉に弱い・・・
イチゴの葉っぱって食べれるんですね〜〜〜。お店の紹介では、新鮮な葉っぱを粉砕してロールの生地に練り込んでます。いちごの葉には抗酸化作用や美白効果が沢山ありますので、女子には嬉しい限りです♪とのこと^^緑のスポンジで見栄えもよく、イチゴクリームが甘酸っぱくて美味しかったです!(写真中下、右下)
岡山県美作の 中村屋さん(http://mimanaka.on.omisenomikata.jp/)お土産に買っていった、『きび餅ろーる』も好評でした^^/
よかったらぜひどうぞ♪
神戸市西区Y邸改修工事 引き続き
2015年4月27日
周平です。
以前ご紹介しました、西神中央近くにある神戸市西区Y邸の改修工事ですが、引き続きご紹介します。
左上の写真は屋根の葺き替え工事です。私は当初平板瓦を提案していましたが、屋根の業者から、ケイミューのROOGAが良いと提案され、双方で見積する事としました。ROOGAは軽量のため地震に有利で、丈夫で割れにくく、30年以上色あせしない長寿命の商品となっております。こちらから言われた事をそのまま見積するのではなく、関係業者からも更に良い製品があれば提案してくださる事は有難い事です。建築全般については私の方が幅広い知識があると自負していますが、専門職種についてはやはり専門の業者の方が詳しく知っている事もあります。当社の基本方針では「チーム竹田工務店」になろうとありますが、こういった提案はとても有難い事です。ROOGAの見積は平板瓦より少し高めでしたが、お施主様も建築の教授であり、プロでありますので、製品のカタログの詳細をみて、ご納得されROOGAに葺き替える事にしました。左上の写真は屋根の葺き替え工事の様子です。ROOGAデザインが良く、この家にとても合う瓦でした。美しく仕上がり、お施主様も喜んでおられました。
中上の写真は外壁の塗装工事の様子です。元々、サイディング張りの上、スキン塗装という砂目地上の吹付けの塗装がされていました。目地のシーリングがすいている部分が多く、防水上好ましくなかったため、目地のシーリングを打ち替えました。美観上についても耐久性についても外壁を再塗装した方が良いので今回外壁の塗装についても改修させて頂きました。
右下の写真はカーペットの張替工事の様子です。障子の張り替え、畳の表替え、ベランダの防水改修もさせて頂きました。
今回の工事で工夫が必要だった部分はガスコンロとガスオーブンの取替えです。幅90cm、カウンター-高さ70cmといったように、幅も高さも現在の規格に合わないものでした。左下の写真は工事前の様子です。既存のガスコンロは手入れがしにくく、以前から取替えたいご要望があったようなのですが、もともと取り付けられていたメーカーに問い合わせても取替不可と言われたみたいで半ばあきらめ気味の部分だったようです。ガスコンロのメーカーに問い合わせてみても、寸法が大きすぎて、隙間を埋めるフィラーがないという事でした。取替不可ならばカウンターごと取替なければならないため、かなり高コストになってしまいます。メーカーに言われたからといってそのまま引き下がっていては工務店の価値がありません。高さについてはノーリツ(ハーマン)でなんとか対応したビルトインガスオーブンを探す事ができました。幅についてはトップの幅を75cmとしても本体寸法60cmの製品しかなく、足らない部分を何かで埋めなければなりません。そこで、カウンターには規格よりも大きな穴があいていますので、1.5mmのステンレス板で塞ぐ事としました。側面についてはキャビネットを製作し、押して開く扉(マグネットキャッチ)で扉が開けられる収納とし、デッドスペースを有効利用しました。中下と右下の写真がその完成の写真です。きれいに納める事ができました。ガスコンロのメーカーであるノーリツ(ハーマン)の営業マンも、関心して施工例として本社に写真を送って下さったようです。
ちなみに、ガスコンロの取替工事については省エネ住宅ポイントの即時交換にあてようかと思っています。省エネ住宅ポイントがつく工事について、他に同時にする工事がある場合、ポイントをその工事代に充当する事ができ、実質工事代が安くする事ができます。省エネ住宅ポイントは窓の工事、給湯器の取替え、ユニットバス工事、便器の取替え、水栓の取替え、断熱改修、バリアフリー工事等にポイントがつきます。本年度中の工事に限りますので、近年のうちに工事を予定している方は今年される事をお勧めします。
以前ご紹介しました、西神中央近くにある神戸市西区Y邸の改修工事ですが、引き続きご紹介します。
左上の写真は屋根の葺き替え工事です。私は当初平板瓦を提案していましたが、屋根の業者から、ケイミューのROOGAが良いと提案され、双方で見積する事としました。ROOGAは軽量のため地震に有利で、丈夫で割れにくく、30年以上色あせしない長寿命の商品となっております。こちらから言われた事をそのまま見積するのではなく、関係業者からも更に良い製品があれば提案してくださる事は有難い事です。建築全般については私の方が幅広い知識があると自負していますが、専門職種についてはやはり専門の業者の方が詳しく知っている事もあります。当社の基本方針では「チーム竹田工務店」になろうとありますが、こういった提案はとても有難い事です。ROOGAの見積は平板瓦より少し高めでしたが、お施主様も建築の教授であり、プロでありますので、製品のカタログの詳細をみて、ご納得されROOGAに葺き替える事にしました。左上の写真は屋根の葺き替え工事の様子です。ROOGAデザインが良く、この家にとても合う瓦でした。美しく仕上がり、お施主様も喜んでおられました。
中上の写真は外壁の塗装工事の様子です。元々、サイディング張りの上、スキン塗装という砂目地上の吹付けの塗装がされていました。目地のシーリングがすいている部分が多く、防水上好ましくなかったため、目地のシーリングを打ち替えました。美観上についても耐久性についても外壁を再塗装した方が良いので今回外壁の塗装についても改修させて頂きました。
右下の写真はカーペットの張替工事の様子です。障子の張り替え、畳の表替え、ベランダの防水改修もさせて頂きました。
今回の工事で工夫が必要だった部分はガスコンロとガスオーブンの取替えです。幅90cm、カウンター-高さ70cmといったように、幅も高さも現在の規格に合わないものでした。左下の写真は工事前の様子です。既存のガスコンロは手入れがしにくく、以前から取替えたいご要望があったようなのですが、もともと取り付けられていたメーカーに問い合わせても取替不可と言われたみたいで半ばあきらめ気味の部分だったようです。ガスコンロのメーカーに問い合わせてみても、寸法が大きすぎて、隙間を埋めるフィラーがないという事でした。取替不可ならばカウンターごと取替なければならないため、かなり高コストになってしまいます。メーカーに言われたからといってそのまま引き下がっていては工務店の価値がありません。高さについてはノーリツ(ハーマン)でなんとか対応したビルトインガスオーブンを探す事ができました。幅についてはトップの幅を75cmとしても本体寸法60cmの製品しかなく、足らない部分を何かで埋めなければなりません。そこで、カウンターには規格よりも大きな穴があいていますので、1.5mmのステンレス板で塞ぐ事としました。側面についてはキャビネットを製作し、押して開く扉(マグネットキャッチ)で扉が開けられる収納とし、デッドスペースを有効利用しました。中下と右下の写真がその完成の写真です。きれいに納める事ができました。ガスコンロのメーカーであるノーリツ(ハーマン)の営業マンも、関心して施工例として本社に写真を送って下さったようです。
ちなみに、ガスコンロの取替工事については省エネ住宅ポイントの即時交換にあてようかと思っています。省エネ住宅ポイントがつく工事について、他に同時にする工事がある場合、ポイントをその工事代に充当する事ができ、実質工事代が安くする事ができます。省エネ住宅ポイントは窓の工事、給湯器の取替え、ユニットバス工事、便器の取替え、水栓の取替え、断熱改修、バリアフリー工事等にポイントがつきます。本年度中の工事に限りますので、近年のうちに工事を予定している方は今年される事をお勧めします。
第4回『木の家に住むことを勉強する』
2015年4月20日
今回は、飛騨のヒノキを使った家が近くで建てられているので見学させてもらいました。
屋根の破風板、鼻隠し、軒裏にもヒノキの黄色っぽい白色で美しい艶のある木肌は、家の風格がとても上品で落ち着きのある造りに見えました。外壁には自然素材で調質機能的なシラスふとん壁を使用しており、 環境にもやさしい体にも良い家を造っていました。
完成した時には再度見学しに行きたいです。
<ヒノキについて>
針葉樹 ヒノキ科。
本州福島以南から四国、九州、屋久島まで分布。
天然林は基礎、飛騨、高野山、高知など。造林山地は尾鷲、天竜川、吉野、東濃、美作など有名。
ヒノキの名前は、「火の木」つまり火起こしに使う木に由来するといわれます。火をおこせるほど内部までよく乾燥していて、狂いも生じにくいという特性をもち、古くから建築にもちいられてきました。
木口を見ると、芯材と辺材の差があまり目立たない、控えめ表情をしています。辺材は黄色っぽい白色で、芯材は淡い桃色。美しい艶のある木肌で、独得の香気を放します。
耐久性に優れたヒノキは、家の各所に用いられますが、特に建物の寿命に影響する柱や土台に最適です。
「ヒノキ風呂」も、ヒノキの耐水性を活かした使い方です。
屋根の破風板、鼻隠し、軒裏にもヒノキの黄色っぽい白色で美しい艶のある木肌は、家の風格がとても上品で落ち着きのある造りに見えました。外壁には自然素材で調質機能的なシラスふとん壁を使用しており、 環境にもやさしい体にも良い家を造っていました。
完成した時には再度見学しに行きたいです。
<ヒノキについて>
針葉樹 ヒノキ科。
本州福島以南から四国、九州、屋久島まで分布。
天然林は基礎、飛騨、高野山、高知など。造林山地は尾鷲、天竜川、吉野、東濃、美作など有名。
ヒノキの名前は、「火の木」つまり火起こしに使う木に由来するといわれます。火をおこせるほど内部までよく乾燥していて、狂いも生じにくいという特性をもち、古くから建築にもちいられてきました。
木口を見ると、芯材と辺材の差があまり目立たない、控えめ表情をしています。辺材は黄色っぽい白色で、芯材は淡い桃色。美しい艶のある木肌で、独得の香気を放します。
耐久性に優れたヒノキは、家の各所に用いられますが、特に建物の寿命に影響する柱や土台に最適です。
「ヒノキ風呂」も、ヒノキの耐水性を活かした使い方です。
海遊館と誕生日
2015年4月13日
今年は、次男が卒園と入学♪といことで、どこに行きたい?と尋ねると、ジンベイザメが見たいと言うので、海遊館に行ってきました。
春休みだし、結構な人でしたが、子供は水槽のところまで、人をかき分けお構いなしに進んで行き、お魚鑑賞存分に楽しんでおりました。
写真を撮るのが楽しいみたいで、最初から最後まで水槽に向けて写真撮りまくってました。
ブレブレでうまく撮れてるのは何枚だろうって感じですが、本人大満足なのでよし^^
須磨水のように、イルカショーはないですが、最後にサメを触れるコーナーがありました。
来ないとわかっていても、いつガブっとくるか???ドキドキ。ビクビクしながら触る次男。(写真左上)
写真中央上、右上は、「BROTHERS」ってところの、キューブ型のシュークリーム♪
新大阪駅で、旦那さんが買ってきてくれました。中身は、表面のカラーチョコレートと一緒のお味。豪快に食べました。
そして、3月は娘の誕生日でもあり^^今回は、その日にJR大久保駅に行く予定があったので、近くのパティスリーアモ(http://patisserie-amo.com/)というお店でケーキを注文。とても可愛くて賑やかなケーキ♪娘も大喜びでした。(写真左下、中央下)
お友達ママに頂いたプレゼント☆アニバーサリーブックで、世界でひとつだけの絵本を作ってもらいました。(写真右下)
これもまた、とても嬉しかったようで、繰り返し読んで〜と。本人が主人公で、心温まるお話になっていておススメです(http://anniversarybook.jp/)
誕生日以外にも、クリスマスバージョンもあるみたいです。
春休みだし、結構な人でしたが、子供は水槽のところまで、人をかき分けお構いなしに進んで行き、お魚鑑賞存分に楽しんでおりました。
写真を撮るのが楽しいみたいで、最初から最後まで水槽に向けて写真撮りまくってました。
ブレブレでうまく撮れてるのは何枚だろうって感じですが、本人大満足なのでよし^^
須磨水のように、イルカショーはないですが、最後にサメを触れるコーナーがありました。
来ないとわかっていても、いつガブっとくるか???ドキドキ。ビクビクしながら触る次男。(写真左上)
写真中央上、右上は、「BROTHERS」ってところの、キューブ型のシュークリーム♪
新大阪駅で、旦那さんが買ってきてくれました。中身は、表面のカラーチョコレートと一緒のお味。豪快に食べました。
そして、3月は娘の誕生日でもあり^^今回は、その日にJR大久保駅に行く予定があったので、近くのパティスリーアモ(http://patisserie-amo.com/)というお店でケーキを注文。とても可愛くて賑やかなケーキ♪娘も大喜びでした。(写真左下、中央下)
お友達ママに頂いたプレゼント☆アニバーサリーブックで、世界でひとつだけの絵本を作ってもらいました。(写真右下)
これもまた、とても嬉しかったようで、繰り返し読んで〜と。本人が主人公で、心温まるお話になっていておススメです(http://anniversarybook.jp/)
誕生日以外にも、クリスマスバージョンもあるみたいです。
神戸市西区Y邸改修工事着工
2015年4月6日
周平です。
とある会合に出席した時に、そこで母校の明石高専建築学科の教授にお会いしました。自宅についていろいろメンテナンスをしたいので、一度相談したいと依頼がございました。
ご自宅は神戸市西区の西神中央の近くとなります。ご要望は外壁のメンテナンス、屋根の葺き替え、ガスコンロ・ガスオーブンの取替えその他といったように、全て合わせると、結構な改修工事となりました。お見積りを提出し、工事をさせて頂く事になりました。
まずは、大きな円形の開口が空いた壁の修繕工事です。左上の写真は工事前の写真です。
さすが、建築の教授のご自宅であり、特徴的なデザインとなっており、この大きな穴のある外壁がこの家の外観を特長づけています。しかし、この円形の穴の部分の縁廻りの笠木が木製といなっており、長い年月の間で腐食し、浮き上がっている状態となっていました。この笠木を腐食しにくい金属製のものに取替えて頂きたいとのご要望でした。一見するとこの笠木だけを取替えれば良いように思えますが、私は状況をみて、この壁の内部が腐っているのではないかと推察しました。というのも、この状況では雨がかかると壁の中に水が入ってしまい、下は水の排出されそうなところがなく、水が溜まり、湿気てしまっている事が想像できたからです。更にこの家はツーバイフォーで建てられている事がヒアリングで判明していました。ツーバイフォー構法は一般的にSPF材というものが使われており、この材木は柔らかく、耐久性が小さく腐りやすい材料が使われています。すぐに近づいて点検させて頂く事にしました。タイルの下側を一枚めくらせて頂く事をご了解得て、めくろうとしましたが、実際は既にめくれていて、横の板金との接着だけでくっついている状況となっていました。マイナスドライバーで壁内部をつついてみると、見事にボソボソに腐っていました。結果、残念ながら私の推察通りの結果となっていました。
私は、この壁を撤去し、造りなおす事を提案しましたが、先生は現在貼っているタイルを気に入っておられ、なんとか、タイルを残したまま修繕して欲しいというご要望でした。そこで私は裏面から徐々に穴をあけ、補強していく事を提案しました。ただし、タイルが崩れてしまう可能性は十分にあります。やってみないとわからないリスクのある工事となります。それを条件として、壁の修繕をする事となりました。
壁をめくってみたところ予想よりもひどい状況となっていました。骨組みはほぼ腐っていて、力を受けていない状態でした。タイル面の下張サイディングでなんとか面で壁面が保持されている状態でした。(中上写真)このままでは補強しようがないので、表側から頭を黒く塗ったビスを留めつけ、補強する事にしました。なんとか腐食している部分を全て撤去して、タイルが崩れず補強する事ができました。後はしっかりと防水テープ、防水シートで壁内部を防水し(右上写真)、表面から雨水が入ってきても問題ないようにし、円形の笠木はステンレスを黒に焼付塗装したものを上からかぶせました。「竹田君に頼んで良かった。普通の業者ではできない工事だった。」と建築の教授であるお施主様からお褒めの言葉を頂き、お役に立てて良かったと嬉しい気持ちになりました。
次にサッシの取替工事を行いました。チムニー窓という特殊な開閉方法をする窓でしたが、つぶれて窓が開きにくくなったので取替えて欲しいということでした。リクシルからリフレムというリフォーム用の新しいサッシ枠が発売されました。こちらの商品を使うと外壁工事をせずに窓を取替える事ができます(左下の写真は工事の様子)。窓の種類は縦滑り出し窓4連に変更しました。断熱性能に優れたリクシルのサーモスU-Hを採用しました。この商品は外側がアルミ(中下写真)、内側が樹脂(右下写真。一見木調にみえます。)となっており、アルミと樹脂の良いところを合わせたハイブリッドなサッシとなっています。また、サーモスは従来のサッシよりフレームを細くし、シャープなデザインと断熱性の向上を兼ね備えた商品となっています。
今年は窓の入替は「省エネ住宅エコポイント」の対象となります。他の工事を即時交換に割り当てて、ここだけで実質3,2000円分キャッシュバックとなります。省エネ住宅ポイントは来年3月までとなっていますが、予算がなくなると打ち切る可能性がありますので、部屋が寒く感じたり、結露したり、更に省エネとされたい方は窓のリフォームを今するとお得になります。この時期にご検討されてみてはいかがでしょうか。
神戸市西区Y邸の工事は引き続き工事します。次は屋根の葺き替え工事、外壁の塗装工事となります。また、機会があればご報告します。
とある会合に出席した時に、そこで母校の明石高専建築学科の教授にお会いしました。自宅についていろいろメンテナンスをしたいので、一度相談したいと依頼がございました。
ご自宅は神戸市西区の西神中央の近くとなります。ご要望は外壁のメンテナンス、屋根の葺き替え、ガスコンロ・ガスオーブンの取替えその他といったように、全て合わせると、結構な改修工事となりました。お見積りを提出し、工事をさせて頂く事になりました。
まずは、大きな円形の開口が空いた壁の修繕工事です。左上の写真は工事前の写真です。
さすが、建築の教授のご自宅であり、特徴的なデザインとなっており、この大きな穴のある外壁がこの家の外観を特長づけています。しかし、この円形の穴の部分の縁廻りの笠木が木製といなっており、長い年月の間で腐食し、浮き上がっている状態となっていました。この笠木を腐食しにくい金属製のものに取替えて頂きたいとのご要望でした。一見するとこの笠木だけを取替えれば良いように思えますが、私は状況をみて、この壁の内部が腐っているのではないかと推察しました。というのも、この状況では雨がかかると壁の中に水が入ってしまい、下は水の排出されそうなところがなく、水が溜まり、湿気てしまっている事が想像できたからです。更にこの家はツーバイフォーで建てられている事がヒアリングで判明していました。ツーバイフォー構法は一般的にSPF材というものが使われており、この材木は柔らかく、耐久性が小さく腐りやすい材料が使われています。すぐに近づいて点検させて頂く事にしました。タイルの下側を一枚めくらせて頂く事をご了解得て、めくろうとしましたが、実際は既にめくれていて、横の板金との接着だけでくっついている状況となっていました。マイナスドライバーで壁内部をつついてみると、見事にボソボソに腐っていました。結果、残念ながら私の推察通りの結果となっていました。
私は、この壁を撤去し、造りなおす事を提案しましたが、先生は現在貼っているタイルを気に入っておられ、なんとか、タイルを残したまま修繕して欲しいというご要望でした。そこで私は裏面から徐々に穴をあけ、補強していく事を提案しました。ただし、タイルが崩れてしまう可能性は十分にあります。やってみないとわからないリスクのある工事となります。それを条件として、壁の修繕をする事となりました。
壁をめくってみたところ予想よりもひどい状況となっていました。骨組みはほぼ腐っていて、力を受けていない状態でした。タイル面の下張サイディングでなんとか面で壁面が保持されている状態でした。(中上写真)このままでは補強しようがないので、表側から頭を黒く塗ったビスを留めつけ、補強する事にしました。なんとか腐食している部分を全て撤去して、タイルが崩れず補強する事ができました。後はしっかりと防水テープ、防水シートで壁内部を防水し(右上写真)、表面から雨水が入ってきても問題ないようにし、円形の笠木はステンレスを黒に焼付塗装したものを上からかぶせました。「竹田君に頼んで良かった。普通の業者ではできない工事だった。」と建築の教授であるお施主様からお褒めの言葉を頂き、お役に立てて良かったと嬉しい気持ちになりました。
次にサッシの取替工事を行いました。チムニー窓という特殊な開閉方法をする窓でしたが、つぶれて窓が開きにくくなったので取替えて欲しいということでした。リクシルからリフレムというリフォーム用の新しいサッシ枠が発売されました。こちらの商品を使うと外壁工事をせずに窓を取替える事ができます(左下の写真は工事の様子)。窓の種類は縦滑り出し窓4連に変更しました。断熱性能に優れたリクシルのサーモスU-Hを採用しました。この商品は外側がアルミ(中下写真)、内側が樹脂(右下写真。一見木調にみえます。)となっており、アルミと樹脂の良いところを合わせたハイブリッドなサッシとなっています。また、サーモスは従来のサッシよりフレームを細くし、シャープなデザインと断熱性の向上を兼ね備えた商品となっています。
今年は窓の入替は「省エネ住宅エコポイント」の対象となります。他の工事を即時交換に割り当てて、ここだけで実質3,2000円分キャッシュバックとなります。省エネ住宅ポイントは来年3月までとなっていますが、予算がなくなると打ち切る可能性がありますので、部屋が寒く感じたり、結露したり、更に省エネとされたい方は窓のリフォームを今するとお得になります。この時期にご検討されてみてはいかがでしょうか。
神戸市西区Y邸の工事は引き続き工事します。次は屋根の葺き替え工事、外壁の塗装工事となります。また、機会があればご報告します。
第3回 『木の家に住むことを勉強する』
2015年3月30日
3月終わりになり春のおとずれを感じる桜が咲き始めてきました。
桜は、日本、アジアだけでもなく、ヨーロッパなどにも人気があり、広くひろまっています。
木材としても使われて、特徴としては、中庸かやや重硬の硬さであり、その重さの割には材質が率直で狂いが少ない。
粘り気が合って強い、切削り、その他の加工も困難でなく、表面仕上げは良好で、磨くと光沢がでます。材の保存性は高いほうです。
用途は、盆、椀などの漆器木地など使われ、建材では鴨居、敷居、フローリングなどに使われます。
以前、家具、フローリングなどナラ材が主流でしたが、近年は桜が使われることが多くなってきています。理由として、ナラ材は少し暗く、さくらはピンク系で、明るく感じるからです。また、フローリング材で使うとき、ナラ材より桜のほうが冷たく感じないなどがあります。
会社玄関横にある桜(樹齢46年)も3/30日に少し咲き始めました。
桜は、日本、アジアだけでもなく、ヨーロッパなどにも人気があり、広くひろまっています。
木材としても使われて、特徴としては、中庸かやや重硬の硬さであり、その重さの割には材質が率直で狂いが少ない。
粘り気が合って強い、切削り、その他の加工も困難でなく、表面仕上げは良好で、磨くと光沢がでます。材の保存性は高いほうです。
用途は、盆、椀などの漆器木地など使われ、建材では鴨居、敷居、フローリングなどに使われます。
以前、家具、フローリングなどナラ材が主流でしたが、近年は桜が使われることが多くなってきています。理由として、ナラ材は少し暗く、さくらはピンク系で、明るく感じるからです。また、フローリング材で使うとき、ナラ材より桜のほうが冷たく感じないなどがあります。
会社玄関横にある桜(樹齢46年)も3/30日に少し咲き始めました。
7/12に、お友達ご夫婦が洋菓子屋さん『Cherir〜シェリール』をオープンしました!
明石の大久保駅の北口から、徒歩2分のところです。
オープン初日も、たくさんの人で大盛況だったと聞き、オープ2日目に楽しみに行ってみました。
夕方でしたが、まだまだお店の外にも人が並んで、大賑わい。
外観は、丸い窓が印象的で白とブルーで爽やかな感じです。
店内は、もうすぐケーキが完売しそうだと!!!
順番的にギリギリ、ケーキ購入できました♪ご来店記念の焼き菓子詰め合わせも頂き☆
開店準備は、睡眠時間も惜しみ、仕込み、詰め合わせ作業頑張ってきたと聞いたけど、オーナーさんになった友達は、とてもイキイキきらきらして、接客してました。
どれも美味しそ〜^^夕食の後に、皆で頂き。
素材にこだわっているから、味はもちろん、香りもいいし♪スポンジもとってもふんわりしっとり柔らかく、甘すぎず、美味しいぃぃぃぃ。
子供たちもめっちゃおいし〜!と大喜びで、写メを送ったら、お友達もとても嬉しいと^^
厳選された素材を使ったスイーツで、皆が笑顔になれる☆夢がいっぱい詰まったお店『Cherir〜シェリール』(https://www.facebook.com/patisseriecherirakashi2015)是非、訪れてみて下さい♪