木造住宅の特長
木造建築のすばらしさ
木造建築は、古くから日本人の生活を支えてきました。特に戸建て住宅では、今も昔も圧倒的に木造が採用されています。最新の工事方法や材料が開発されている現在でも、その人気にはやはり根強いものがあります。
木の空間の特長をご紹介します。
① 木材が湿度を調整して、夏は涼しく冬は暖かい空間をつくります。
木材には湿度を調整する働きがあり、夏は涼しく冬は暖かい、快適な住空間を提供してくれます。木材に直接肌が触れた時には、木のあたたかさを感じることができます。
また、木材は熱の変化が伝わりにくいため、木造住宅の室内は外気温の影響を受けにくくなります。木の熱伝導率は、コンクリートや鉄と比べ、圧倒的に低く熱しにくく冷めにくい性質があります。細い管のような木の細胞に含まれる空気の層が、高い断熱性を生みます。木は断熱材としても優秀で、特に木の床は足裏から熱を奪いにくく、ヒートショックを防ぐ効果もあります。
② アレルギーの原因を除去して、人に優しく健康な環境をつくります。
シックハウス症候群の原因物質のひとつであり、接着剤に含まれている有害物質であるホルムアルデヒドを除去し、ダニや細菌などを寄せつけないなど、アレルギー対策に有効と言われています。さらに、木の香りにはリラックス効果や消臭効果があります。また、木材は、比較的やわらかい素材で肌触りが良く、衝撃を吸収する性質があるため転倒時も安心です。
③ 開放的で自由な間取りが可能で、工事費用が安くなります。
木造の柱は一般的に12cm程度しかありません。大きな窓をたくさん設置するなど、間取りの自由度が増すことになります。また、木材は加工がしやすいため、後々の増改築やリフォームも行いやすく、比較的安価で手軽に工事をすることができます。
このように木造建築には多くの優れた特長があります。
千年以上も日本の風土で建て続けられてきた木造を今一度見直していただけたら幸いです。
木造建築に関するQ&A
Q.木は燃えやすいから火事になったら心配。耐火性は?
A.木造建築でも、防火仕様を施すことで十分な耐火性を持つことができます。
仮に火がついたとしても自己燃焼力が弱いため、燃え広がるまでに逃げる時間を稼いでくれます。
ちなみに、鉄骨は火に弱い材料です。鉄は高温になると極度にその耐力が低下するため、鉄骨造は耐火被覆をする必要があります。
Q.木造は地震に弱そう。耐震性は?
A.木造建築用の有効な耐震構造も開発されており、適切な設計をすれば、阪神淡路大震災と同程度の地震にも十分耐えることができます。
地震が建物に与える力は、建物の重さに比例します。木造建築はその軽さから、鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりも地震の影響を受けにくくなります。
また、単位あたりの材料強度では、木は鉄やコンクリートと比べて、引っ張りや圧縮、曲げへの耐性がはるかに強いという実験結果が出ています。
Q.せっかく家を建てるなら長く住み続けたい。耐久性は?
A.シロアリ対策や湿気対策を十分に行えば、木造建築の寿命は100年と言われています。
世界最古の木造建築である奈良の法隆寺に至っては、実に1300年以上もその姿を保っています。
床下換気やホウ酸処理によって、従来に比べて飛躍的にシロアリの予防ができるようになりました。
ちなみに、鉄筋コンクリート造の建物の寿命は50年程度と言われています。
※写真は全て当社施工例です。
木造建築に関するコラム
コラム②【優れた木造建築を建てるために】
木造建築は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりも優れている部分が数多くあります。その優れた特性を生かすためには、職人の「確かな知識」、「高度な技術」が必要です。
>>>詳しくはこちら1964年創業の竹田工務店株式会社では、長年の経験を積んだ
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