2016-08-09
先日、通天閣とあべのハルカスに行ってきました。
通天閣は、高さ100m。
昨年、免震改修工事を終えたようです。
地震対策の代表的なものとして、「耐震」「制振」「免震」という3つの考え方があります。
それぞれの特徴をひとことで表すと…
- 「耐震」:揺れに耐える
- 「制振」:揺れを吸収する
- 「免震」:揺れを伝えない
通天閣の場合、「耐震」や「制振」にすると、部材の追加で外観が大きく変わってしまうこと、高いところでの工事が観光地にとって危険であることなどが懸念されました。
したがって、費用は高くなっても、外観の維持と安全性の確保が可能となる「免震」が採用されました。
通天閣の展望台から見た、あべのハルカス。
あべのハルカスは、高さ300m。
通天閣を見つけましたが、とても小さく感じます。
(分かりづらいですが、写真中央に通天閣が見えます。)
あべのハルカスは、「耐震」と「制振」が採用されています。
地震対策の部材もデザインのひとつになっています。
住宅においても、「耐震」を基本として、「制振」「免震」も採用する場合があります。
当社ホームページ「強い家をつくるために」では、住宅の地震対策について紹介しています。
(おまけ)
通天閣の改修も、あべのハルカスも、竹「中」工務店が工事したんだって!