2019-02-21
西明石で木の家の新築工事をしています。
その基礎工事についてご紹介します。
基礎の下の防湿シートを敷いて捨てコンを打ったところです。防湿シートは床下に湿気が上がらないよう敷いています。
基礎の鉄筋を組んでいます。建物全体に鉄筋を組む、べた基礎となっています。
基礎に配管が通るよう、コンクリートを打つ前に塩ビ管で穴(スリーブ)を開けておきます。
外部の型枠を組みました。
通常は、土間のコンクリートを打ってから、立ち上がりのコンクリートを打ちますが、そうすると土間と立ち上がりに打ち継ぎ部分ができます。打ち継ぎ部分はシロアリが浸入する入口になる可能性がありますので、この建物では外部の立ち上がりのコンクリートと土間のコンクリートを同時に打つようにします。基礎はコンクリートのまま仕上りとなりますので、打ち継ぎ部分がなく、美しく仕上ります。
外周の立ち上がりにコンクリートを流します。
コンクリートに隙間(ジャンカ)ができないよう、機械で振動させながら丁寧にコンクリートを流します。
土間にもコンクリートを打っていきます。鏝で平滑にしていきます。
外周と土間のコンクリートの打設が完了しました。固まるまで数日待ちます。
外周部の型枠をはずし、内部の立ち上がりの型枠を組んで、内部の立ち上がりのコンクリートを打っています。
数日固まるのを待って、型枠を外して基礎の完成です。
コンクリートからボルトが出ています。短いボルトは木の土台と基礎をしっかりと固定するためのアンカーボルトです。長いボルトは地震の時に倒れないようにするための基礎と柱を繋げるホールダウン金物を付けるためのアンカーボルトです。
玄関側から見た基礎の様子です。玄関ポーチの階段のコンクリートを打つための型枠が組まれています。
設備の配管はこの時点で可能なところは全てしておきます。大工が入った後、足場を組んだ後、建物の壁ができた後では工事がやりにくくなるためです。ピンクが給湯配管、水色が給水配管となります。太いグレーの管は排水です。
大工が入るまで、十分な強度が出るようしばらくおいておきます。
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