2017-06-07
「瓦屋根こそ耐震性が高い!」
淡路瓦工業組合(http://www.a-kawara.jp/)のパンフレットをご紹介します。
「瓦屋根の家は地震に弱い」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。
たしかに屋根が軽いと揺れは小さくなりますが、家の強さは屋根だけで決まるものではありません。
柱や梁の太さ、壁の量や配置、基礎や地盤の強さなど、耐震性で重要なのは家全体のバランスです。
1981年に建築基準法が改正されて、屋根の重さを考慮して壁の量などを計算することが義務となりました。
屋根材に瓦を採用した場合、屋根が重くなるので屋根の下の部分を強くする必要があります。
つまり、屋根に瓦をのせることで必然的に地震に強い家が設計されることになります。
瓦を選ぶと初期費用は高くなりますが、耐久性があり塗装などのメンテナンスの回数が減るので、長く住めば他の屋根材に比べてお得になります。
家は何度も買い替えるものではないので、屋根だけに限らず、家づくりでは、10年、20年、30年先を考えた選択をおすすめします。