2025-01-11
「一机多用(いっきたよう)」
ダイニングテーブルをくつろぎの場所としてとらえ、幅広く使うという暮らし方。
食事・団らん・書き物・アイロンなどの家事、すべてが行えるスペースになります。
リビングのソファが不要になり、限られた空間を広々と使うことができます。
一机多用に適したテーブルの高さは61㎝~63cmだと言われています。
一般的なダイニングテーブルより10cmほど低くなります。
座面高36~38cmの低座椅子を組み合わせれば「一机多用」。
靴を脱ぎ、器を手に持って食事をする日本人にとって居心地がよく、人間工学的にも最適な組み合わせの高さです。
一机多用に適した低座椅子の名作をご紹介します。
①あぐらのかける男の椅子
床座に慣れ親しんだ日本人のために、工業デザイナーの秋岡芳夫がデザインした低座椅子です。
座布団のような広い座面のおかげで、あぐらをかいたり、膝を曲げて斜めに座ったりと、床座と同じ姿勢でも使えます。
背もたれと一体化したひじ掛けは、立ち上がる際にしっかりと手をつけるように先端が広くなっており、高齢者にも優しいデザインです。
②どっしり座れるトヨさんの椅子
人間工学の視点から日本人に合った家具を提案し、日本の工業デザイン界の重鎮と呼ばれた豊口克平がデザインした低座椅子です。
カーブした大きな座面と背もたれが腰から上半身を面で支えてくれるので、安定感があります。
長時間座っても疲れにくく、デスクワークにもおすすめです。
インテリアショップ FORMS(フォルムス)
「一机多用(いっきたよう)」の暮らしと低座の椅子:詳細は【こちら】
あぐらのかける男の椅子:詳細は【こちら】
どっしり座れるトヨさんの椅子:詳細は【こちら】