木の家新築の現場から(高砂市)

木の家新築の現場から(高砂市)

【設計・監理:中村伸吾建築設計室(http://n-shingo.net/)】

周平です。

国産の木の家の新築工事が日々進行しています。
LDKの様子です。桧の階段を設置しました。大工の手仕事により木を加工し、一枚一枚製作しています。

木の家新築の現場から(高砂市)
木の家新築の現場から(高砂市)
木の家新築の現場から(高砂市)

2階の様子です。壁の下地を設置し、間仕切りの位置がはっきり分かるようになってきました。下地材は全て国産の杉です。

木の家新築の現場から(高砂市)
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ハナレの様子です。こちらは座敷となります。畳の下になる杉の床板を設置しています。奥は床の間、仏間となります。

木の家新築の現場から(高砂市)

屋根の様子です。
今回はガルバリウム鋼板素地の瓦棒葺きです。
瓦棒とは板金屋根を縦の板金の桟で押える工法です。
屋根の頂部の木は棟換気となります。
今回2階は天井がありませんので、屋根を二重にし、その間に通気層を設け、最上部のこの棟換気から熱気を排出します。
基礎から屋根の最上部までこの通気層が通っています。
この棟換気がないと内部に熱気がこもり結露の原因となり、木が腐る原因となります。
そのため重要な部分です。

木の家新築の現場から(高砂市)
木の家新築の現場から(高砂市)

今回はサッシの四周に木枠を設置するデザインとなっています。写真は上部の木枠に板金の水切りを設置している様子です。

木の家新築の現場から(高砂市)

内部は壁の石膏ボードを張る工程となりました。石膏ボードを張ると一段と部屋の雰囲気が出てきます。

木の家新築の現場から(高砂市)
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木の家新築の現場から(高砂市)
木の家新築の現場から(高砂市)
木の家新築の現場から(高砂市)
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こちらは便所のカウンターです。桧の耳付き幅はぎ板でカウンターを製作しています。無垢の一枚板は貴重で高価なため幅はぎ板としています。幅はぎ板とは無垢の板をつなぎ合わせて一枚の板にしているものです。耳付きとは木の丸太の皮の部分を端っこにつけたものです。

木の家新築の現場から(高砂市)

階段裏に杉の羽目板をつけました。

木の家新築の現場から(高砂市)

玄関の式台を製作しているところです。式台とは玄関に上がりやすいよう玄関土間と床の高さの中間の踏み台の事です。こちらも桧の耳付き幅はぎ板としています。自然の木の形状となっていますので、現場にあわせ丁寧に加工していきます。

木の家新築の現場から(高砂市)

玄関の式台を設置したようすです。美白の美しい桧の式台です。

木の家新築の現場から(高砂市)

次に内玄関の式台を設置していきます。こちらは玄関と違う方法で製作していきます。下の写真のように桧の厚板をつないで製作していきます。板をつないでいきますが、踏むところですので、見えない所に実を仕込んで丈夫にします。こちらも大工が一枚一枚製作していきます。

木の家新築の現場から(高砂市)

下の写真が完成した内玄関の式台です。

木の家新築の現場から(高砂市)

収納や納戸の壁の仕上は杉板としています。杉板は部屋の湿気を調整しますので、収納の仕上に適しています。色の濃い所(赤身)、白い所(白太)がはっきりと分かれている事が杉の特長です。美しい木の空間となります。

木の家新築の現場から(高砂市)
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外部では無塗装のサイディングを張っています。仕上は目地を埋め、弾性リシンを吹付けます。

木の家新築の現場から(高砂市)

大工工事もそろそろ終盤を迎えました。
この後、左官工事、塗装工事などまだまだ工事が続いていきます。
その後、再び大工が入り、木のベランダや濡れ縁などを設置していきます。
後日、またこの現場のご報告をさせて頂きます。

 

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