2016-06-20
【設計・監理:中村伸吾建築設計室(http://n-shingo.net/)】
周平です。
Mさんの家新築工事について、進捗状況をご報告します。
上棟後、しばらくブルーシートで雨風から保護しながらの工事です。今回は防水シートを張るまでいくつもの工程があります。
広小舞を設置しています。広小舞とは屋根の先っぽの部分です。
設備配管の様子です。
屋根に電気配線を仕込んでから断熱材を設置します。今回は外断熱です。
屋根の防水紙(ルーフィング)を張っているところです。屋根の雨仕舞はこれで一安心です。
木は自然のものですので、微妙にそったり、開いたりしています。今回は柱がそのまま仕上となって内部から見える真壁という日本の伝統的な工法となっていますので内側から柱を切り込んで窓廻りの枠を取付ける事ができません。そのため枠は外側から切り込んで取付けていきます。外断熱という事もありますし、壁はまだまだ防水紙が張れません。ブルーシートで雨養生しながら必要な部分をめくっての工事となります。手間と神経を使う工程です。
木の微妙な変形を見て、ノミやカンナを使って大工が一本一本丁寧に取付けていきます。
外壁の断熱材を施工した様子。今回は外断熱です。
屋根工事の様子です。ガルバリウム鋼板瓦棒葺きとなります。
外壁の透湿防水シートを施工した外観です。これでようやくブルーシートをめくる事ができ、雨から建物が守られる状況となりました。作業性もアップし、とりあえず一安心です。
フローリングを張っている様子です。今回は無垢信州カラマツです。
内部の造作材も丁寧に加工していきます。現場にヒノキのカンナくずが広がります。
工事は今後も引き続き行ってまいります。工期は11月までとなっています。また、報告させて頂きます。
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